ビーチグラスとは
ビーチグラス(beach glass)シーグラス(see glass)と呼ばれ、主に海岸に打ち上げられるガラスの欠片のことです。
もとは、ガラス瓶などでした。
ゴミとして捨てられ、海で波にもまれ、岩にぶつかり、砂に磨かれて浜辺に打ち上げられたガラス。
海によって、そのゴミは、海の宝石と呼ばれる欠片に生まれ変わります。
角が取れ、すりガラスのようにサンドされた欠片は、乾いていると砂糖菓子のようです。
水にぬれると透明感のある優しい色合いになります。
このような欠片になるには、数十年の時間がかかっています。
近年、飲料は瓶からペットボトルに変わり、分別やリサイクルといった活動によって今後は数が減るのではないかと言われています。
日本の海岸で拾うことのできるガラスの色は、私たちの生活で多く使われている瓶の色、茶色・白・緑・青です。
赤・黄色・ピンク・紫・グレー・・・etc.は貴重色とされています。
自然の力によって作られたビーチグラスに海のパワーと魅力を感じます。
砂浜を歩きながら、ちょっと気にしてみてはいかがでしょうか。
アメリカ・カリフォルニアには、こんなビーチもあります。
捨てに捨てられたガラスが、海の力でガラスのビーチになりました。
世界の絶景で紹介されるビーチです。
アメリカでは、多様な形・文字・色の瓶があり、ビーチグラス収集家の欠片を目にすると興味深いものがあります。
【amolife.comより参照】
グラスビーチ